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即決や行動力に見られるサイコパスの特性
あなたの身近にいるかもしれない良い人とその真逆の人
優柔不断な性格より素早く判断したり、実行しないより、実行力のある人は周りからの評価も高いと思われます。勿論、ビジネスでもプライベートでも、即決し、行動力のある人の大半はエネルギッシュで周りに良い影響を与える、良き人だと思われます。
しかし、良き人の真逆に位置する人格障害にサイコパスが挙げられます。そして、その特徴には、即決する傾向の強さ、行動力が挙げられるのです。
サイコパスは自身の目的の達成の為なら、例え、それが倫理的、法律的に反していても、何の躊躇いもなく、事を運びます。ともすれば、そのような特徴が、上記の良い人と混同されてしまいがちです。
良い人とサイコパスとの「共通点における違い」を明確にすべきです。それは、倫理的、法律的に他者に損害を与える可能性を恐れるか否かです。その可能性を恐れていれば、良き人であり、そうでなければ、サイコパスとなります。
ホワイトカラー・サイコパス
即決すべき場面や行動力を発揮すべき場面は、大半の人に多くあります。しかし、その場しのぎでの行動で、それが本人にしか利益を齎さない場合、その人がどれほど魅力的でも、一定の距離をとることを考慮に入れるべきです。
サイコパスは目的達成の為なら、他者の不利益や、他者の苦痛に対する呵責を感じません、自身の行いの何が悪いのか、分からないのです。
そのような無鉄砲な性格が功を奏して、ビジネスなりプライベートなりで成功する者も一定数存在します。また、彼らと知能指数との明確な相関関係は発見されておらず、社会的ステータスの高い職業に就いているサイコパスも存在します。所謂、ホワイトカラー・サイコパスです。
社会的ステータスが高く、行動力があり、知能指数の高さからウィットに富んだ受け答えのできる人は、一見すれば、お近づきになりたい理想的な人物像を有しています。しかし、少し考えてみるべきです、何故、その人が成功したかを。そこをしっかり見極められれば、真の良い人に巡り合えるでしょう。
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