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サイコパスの人々は話題が豊富で表面的には話し上手
現実のサイコパス
サイコパスの人物と言えば、どういった方々を連想されるでしょうか。
フィクションの世界ではいかにも危ない性格をしたキャラクターがサイコパスだと言われています。
いつも忍ばせたナイフを舌で舐め回している暗殺者のキャラ、冷徹に大量の部下をリストラする経営者のキャラ等がよくサイコパスと呼ばれますが、それはあくまでフィクションの世界が作り上げてきた架空の像です。
現実の人格障害者はそういった分かりやすい姿をしている事は極めて稀です。むしろ表面的には聖人君子のような人格者に見える事が大半です。また学校や職場ではムードメーカー的な存在になっている事も多く、持ち前の話術で多くの友達がいます。
話題が非常に豊富で、いわゆる雑学や歴史や海外の事情などにも精通しています。
典型的な優等生的な性格を表面的にしている事が多く、専門医でなければその内面には気づけません。
豊富な話題もまた人心掌握術にすぎない
サイコパスの人々は基本的に他者に対して、非常に冷たいです。文字通り他人を道具としてみなしている人々もいます。
自分が出世するための道具として友達や同僚をみなしている事が多く、時には嘘を平気を吹き込みますし、マインドコントロールを施してライバルを蹴落とすための策戦の駒として使います。
いかに自己評価を高めるか、そのためにはどうすべきか、基本的にサイコパスの人々はこういった指針で行動を決めます。
また雑学や海外の事情に精通しているため、普段から勉強熱心な人物だろうと周囲の人々が関心する事がありますが、サイコパスの人々は知識欲で情報収集をしているのではなく、人心を掌握するための餌として様々な情報に触れているだけです。そのため彼らの話す話題は借り物であり、実は昨夜のニュースで誰かが話したコメントの丸パクリである等、よく観察すると思考の浅さが見え隠れします。
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