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サイコパスは攻撃的でカッとなりやすい特徴がある
サイコパスは感情が制御できない
サイコパスはフィクションの世界では「非常に巧みに犯罪を起こして世界を混乱に落とす極悪人」といった描かれ方がされることが多いです。
そのためサイコパスに対して非凡な知恵を持つ人や、悪のカリスマといったイメージを持っている人は少なくないのですが、現実の姿はそうしたフィクションにおける格好良いものではありません。
というのもサイコパスは基本的に攻撃的でカッとなりやすい性格をしていることが非常に多いのです。
これは脳における感情と衝動のコントロールを司る部位の発達異常が関係しているとされているのですが、ふとしたことでいきなり激昂して相手を殴ったり、ただ気に入らなかったという理由だけで犯罪行為に手を染めるといったイメージの方が現実に近いのは間違いありません。
フィクションで描かれる姿はやはりフィクションのものでしかありませんから、実際には非凡な才能を持った天才でも、ましてや悪のカリスマとなるような人はごく珍しいものだと理解しましょう。
時間をかけて相手を攻撃することもある
さて、しかしサイコパスの全てが常に攻撃的でカッとなりやすいのかと言われると、あながちそうとも言い切れません。
中にはストレスが溜まってもそれを表面に出さずに模範的な生活をするサイコパスもいますし、欧米社会では25人に1人の割合でサイコパスが出現すると言われていることを踏まえると、大半は場当たり的な衝動に身を任せて人を殺めるなどのことをしないことの方が多いです。
ただこれはあくまでも「いきなりその場で殴りかかりはしない」程度の話でしかなく、直接的な攻撃をしないものの影で相手を攻撃し、破滅に追いやろうとするケースもかなり多く見られるのです。
サイコパスは表面的には非常に信頼できる好人物に見られるケースが非常に多く、そのために他人の心に入り込み、意のままに操り、まるで操り人形の糸を手繰るようにしてターゲットを破滅に追い込むわけです。
「殴ってこないなら大丈夫だ」という問題でもありませんから、これはしっかりと覚えて置いてください。
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