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サイコパスの行動の特徴とは？制御不能なのか？
サイコパスとは
サイコパスという言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。精神病質ともよばれています。大半の方は、猟奇的な事件をテーマにした小説やドラマなどをイメージされるかもしれませんが、実際には意外にもごく一般的な人々の中に入って、一見当たり前そうに暮らしている可能性があるのです。
北米では、人口の約4パーセント（25人に1人）の人がサイコパスである可能性があるといわれています。日本を含むアジア地域では、その割合はずっと低く、約0・1パーセントとされています。
サイコパスは、良心や愛情が著しく欠けていて、感情全般が浅く、社会性をあまり持たない人のことをさす言葉です。必ずしも犯罪者になるとはかぎらず、知能の高い人は比較的世渡り上手な場合もあります。ただ、一般の人よりも問題を起こしやすいことは確かです。悪気なく悪いことができてしまう人といったらよいでしょうか。
現時点では津療法はまだ確立されていません。そのため、問題行動についても制御不能の面があり、改心させることも非常に難しいといわれています。
サイコパスは、なぜなるのか？その原因は？特徴は？
サイコパスの原因は、今のところ不明です。だからこそ、有効的な治療方法もないのです。ただ、生まれつきの遺伝的なものと、後天的な環境によるものとが半々ぐらいに合わさってサイコパスになると考えられてはいます。
その行動の特徴としては、他者への関心や共感性の欠如・目の前の相手への感情や、不幸などに対する無情さや無感覚さ・自信過剰で傲慢なところがある・口が上手い・うわべは魅力的で、他者の関心や同情を引くのが得意なことなどがあります。
全く気づかずにサイコパスの人と仲良くなり、結果として何らかの被害を受けてしまう可能性はどなたにもあります。万一被害者になってしまったとしても、ご自分を責めないことが大事です。身近な方が被害者になった場合も同様です。相手は行動が制御不能で常人には理解しがたい考え方の持ち主なのですから。
もちろん、はじめから被害者にならないですむならそれに越したことはありません。用心深くなることです。そして、うわべだけで人を判断しないことです。
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