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サイコパス−その知能と目的について
サイコパスの知能
サイコパスと呼ばれている人たちはカリスマ性が高く、頭の回転も速いので知能は高い傾向はあるかもしれません。映画「羊たちの沈黙」のレクター博士は天才的な頭脳の持ち主です。またこの気質がある人が多いといわれる職業に経営者や上級管理者、弁護士がありますが、人を操ることに長けていて共感能力がない頃がサイコパスの特徴である以上、納得できる結果です。
もちろんその気質を持っていたとしても殺人を犯すかどうかは別問題ですし、この職業の人たちが必ずしもその気質を持っているわけでもありません。欲望をアクセル、良心をブレーキとするなら多くの人は双方のバランスが保たれているものですが、サイコパスはブレーキが存在しないのです。これが他の殺人者と違うところです。
では次に、彼らの目的について考えて見ましょう。
サイコパスとその目的
サイコパスに目的があるか、といわれれば欲望と行動が一致しているのが彼らの特徴ですから、欲望を満たすということだけがそれにあたります。そのためにはどんな冷酷な手段もいとわないし、良心が痛むことはありません。もともと良心や善意がないのがサイコパスなので、欲望を満たすことを抑制するものがありません。
前述したように知能の高い人が多いので表面上は社会適応の出来る魅力と知性にあふれた優れた人間として振舞いながら、相手を追い込むこと自体を頭脳プレイのように楽しんだり、社会的に葬ったりと徹底的な策を労して相手を追い込みます。もちろん犯罪に当たるようなことをすれば自分にも不利益になることは分かっているので殺人などの極端な手段に出るばかりではありませんが、そう考えると日常私たちの周りにもサイコパスはいるのです。
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