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サイコパスは身の安全を考えない傾向にある
サイコパスは身の安全を考えない傾向にある
人が何か悪いことをする場合、普通であればまず自身の保身を考えるものです。
もちろん犯罪などはしないのが一番良いのですが、悪いことをしなくてはならなくなった場合、おおよその人は自分が犯人であるとバレないように、自分に疑いの目が向かないようにすることでしょう。
しかしサイコパスと呼ばれるような人の場合は違います。
もちろんサイコパスのなかには非常に綿密に計画だてて、身を隠しながら何度も凶行に及ぶ人もいるでしょう。
ですがサイコパスは極めて衝動的で、自身の衝動にあらがうことが出来ないという特徴があります。
そのため頭に血が上った時や、快楽を求める衝動が強く出た時などには、後先のことや身の安全のことを考えない、場当たり的な犯罪を犯すことがあるのです。
これは普通の人だとそうあり得ないことですから、非常に恐ろしい点だと言えるでしょう。
サイコパスは退屈が我慢できない
そしてもう一つ恐ろしい点として考えなくてはならないのが、サイコパスにとって退屈というのは極めて大きな問題であることです。
退屈である、つまり日常にメリハリがなく、自分にとって楽しいと思えることが少ない場合、サイコパスはその退屈を紛らわせるために身の安全を考えない危険な行動に出ることがあります。
例えば退屈だったから動物を殺した、退屈だったから誰かを傷つけた、こういったことは通常の人だとあり得ないこと、理解できないようなことです。
しかしサイコパスの場合は他者の痛みが理解できないという脳の構造も相まって、退屈だったからという理由だけで凶行に及ぶ可能性があるわけです。
よってもし身近に「この人は何かがおかしい」と感じられる人がいた場合、なるべく早い段階で自分の安全を重視した行動に移ることをお勧めします。
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