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衝動的に行動してしまう刹那的なサイコパス
サイコパスは衝動的
サイコパスは刹那的な感情で衝動的に行動してしまう特徴があります。
計画性がない、反社会的な行動をとるということで感情的に欠落している部分が大きいと指摘されています。
他人に同情できない、嘘を平気でつき、衝動的で計画性がなく、約束を守れないといった特徴が挙げられます。
自己愛性人格障害と似ていますが、自己愛性人格障害がコミュニケーションなどの心理的な問題が原因になっていることと比べて、サイコパスの場合には脳の扁桃体に遺伝的に疾患が見られることが特徴です。
脳の扁桃体では感情と行動を制御しているため、遺伝的に疾患があることで衝動的に行動してしまうという特徴が見られるのです。
ソシオパスもサイコパスと同様に利用されている単語ですが、ソシオパスは社会的病質とされ、後天的な理由で発症することで区別されます。
実際のサイコパス
サイコパスは用意周到に悪事を働くわけではなく、刹那的、衝動的に行動することが目立つのでテレビや映画、ドラマといったサイコパスの印象は少し違うものになります。
脳機能障害が原因になりますので、行動を分析してみることが大切です。
犯罪について罪の意識を持つことがなく、無責任で感情も持たないというドラマの主人公のようなサイコパスは存在はしますが、まれといえます。
他人に対して無関心ですが、一方で人当たりのいい面を持ち、狡猾を持ち合わせている場合には外見からは判断できません。
自分の都合を優先し、他人に対してはコミュニケーションをとるために適当な話をするため、嘘をついてばかりいる人という印象になります。
結果を予想せずに衝動的に行動をしてしまうため、犯罪を繰り返してしまうこともあるのです。
脳の扁桃体の感情を支配する部分の能力が低下しており、知識や理性を制御する部分には問題がないために、快楽、恐怖、嫌悪といった感情を感じることなく、衝動的な欲求に従って行動がとれるということになります。
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