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サイコパスはなぜ目を疑うような行動や異常を起こすのか
脳内の機能不全が原因で感情をコントロールできない
人間の脳内には感情を制御し、コントロールする機能があります。この機能は頭の前頭葉とその周りのいくつかにあると言われています。しかし、この機能が脳内で十分に作られないと感情面で様々な障害が発生してしまいます。今まで、自身も大なり小なり違法行為を行ったこともあるかもしれません。そういった場合、その行動の後は多少なりと後悔や罪悪感を感じてしまうのが普通だと思います。
しかし、サイコパスにはそういった事に対する「謝りたい、申し訳ない」というような後悔や罪悪感を感じられません。サイコパスのような反社会的人格障害もこの脳内の機能不全が原因で感情の制御とコントロールする機能が作られない為、他人に対する普通の人から見たら目を疑うような行動や異常な事をしてしまいます。
サイコパスでも社会的に成功した例も
サイコパスというとその目を疑うような行動から犯罪者などの異常人格者を想像しがちですが、そのサイコパスの特異性から成功した例もあります。例えば、恐怖を感じにくいという特性が、英雄的行動に結びついたというケースがあります。
これは、実際に多くの刑事告発を受けていた人物が災害発生時、被災地に自らのヘリコプターを運転し避難活動を行ったというものです。
常人の感覚であれば、避難支援はレスキュー隊などに任せ支援物資のボランティアなどを行うはずですが、この人物は恐怖という感情を感じず思いついた衝動のまま避難活動を行い称賛されました。
他にも歴代大統領を専門家が分析し、大統領自身に英雄的な行動に恐怖を感じない特性と、リーダーシップ能力や大衆を説得する能力、危険を冒す意欲に強い関係性が確認されたという発見もあり、まだまだサイコパスの解析と研究が必要な状況です。
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