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サイコパスの服装は意外に普通？
サイコパスと服装
精神分析医は、患者の服装にはその着こなしも含め、重要な情報として注意を払うといわれています。
その趣味や着方、組み合わせ方、色味、値段など、その患者の精神状態や社会的地位、どういった人と付き合いがあるかなど、情報が詰め込まれているからです。
それではサイコパスについて考えてみましょう。一般的にはどのようなものがイメージされるでしょうか。
社会的地位の高い知的な職業につくことも多いと聞くので、ビシッとしたシャープで上質なスーツのイメージでしょうか。映画「エスター」のサイコパスのようにお姫様のようなファッションでしょうか。
何か特徴的・執着的なこだわりのある普通とはいえない格好をしているでしょうか。極端に清潔だったり、ファッション性が高かったり、逆に目立たないように地味だったり全く無頓着だったりするのでしょうか。
見た目は意外に普通？
一般的にはその得意な性格から、強いこだわりを持って服を選んでいるというイメージが定着しているかもしれません。しかし日本人でサイコパスであろうとされている犯罪者を見てみると、宮崎勉、宅間守、酒鬼薔薇聖斗、木島佳苗など、一様とはいえないのが分かるのではないでしょうか。
また犯罪者にはならないサイコパスも多く、普通に社会生活を営んでいるため、実は服装も様々というのが本当のところです。それぞれの社会的な在り方に適した、あるいは目的に適した格好をしているため、サイコパスを服装で見分けるのは難しいといわれています。
絶対的な結果ではありませんが、ドイツの研究で特有の顔の特徴があるというような報告があったり、目つきに特徴があるという説があったりもしますが、今のところ外見ではっきりとサイコパスを見分ける方法は見つかっていません。
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