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サイコパスは無責任で一貫性がない
サイコパスに責任感は無い
サイコパスの特徴にはいくつかのことが挙げられますが、その中でも大きなものとなっているのが無責任であり、行動や言動に一貫性が無いことです。
もちろんこの特徴に当てはまっているだけでサイコパスだと断定できるわけではありませんが、サイコパスは脳における感情と衝動を司る部位の発達に遅れが生じている傾向が強くあります。
これはつまり「その場の思いつきで行動しやすい」ということになりますから、行動や言動の中でついさっきとは違うことを言っていたり、本来やるべきことよりも目の前の魅力的なものに飛びついてしまうことに繋がるのです。
また無責任さという特徴は、友人や知人をゲームの駒のようにして優越感を得ることにもつながります。
他人は自分が楽しむための道具であり、壊れてしまえば捨てれば良いといった常人には理解し難い思考回路も、先に述べた感情と衝動のコントロールが出来ないことが大きく関わっていると考えられるでしょう。
ソシオパスという存在の危険性
さて、行動や言動が無責任で一貫性がないということはサイコパスの特徴であるとしてここまでで述べてきましたが、実はこうした傾向がさらに強く見えるのが「ソシオパス」と呼ばれるタイプの人間です。
日本ではあまり聞き慣れないでしょうが、ソシオパスはサイコパスに輪をかけて行動や言動に一貫性がなく、極めて自身の欲求に弱い傾向があります。
例えばサイコパスが犯罪を犯す場合には自分に疑いの目が向かないように準備をすることがあるのですが、ソシオパスの場合は「いらいらしていたから」などの小さな理由で、場当たり的な犯行に及ぶことが多いです。
言うなればソシオパスは常にマッチが横におかれた爆弾のような存在であるため、場合によってはサイコパスよりもはるかに危険な存在であると考えられます。
無責任であることは誰にでもありうることですが、それが度を超えている場合には関係を絶つことも考えるべきでしょう。
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