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サイコパスの被害者は理不尽な扱いに耐える人がなりやすい
どのような人が被害者になりやすいのか
サイコパスというのは、現代の社会において捕食者のような行動をとります。そして、捕食者ですから、自分に合う獲物を見つける能力が高くなります。
サイコパスの被害者になりやすい人というのは、主導権を他人にゆだねるタイプの人です。自分の意見を言うのが苦手であったり、理不尽な扱いに耐えることを美徳と考えている人もそうです。
また、困っている人を見ると放っておけないタイプもそうです。友人や恋人が弱い人間だから自分が一緒にいなければいけないと考える人も、注意が必要です。歩いていて、道を尋ねられる程度であれば問題がありませんが、詐欺に引っかかってしまったり、ネットワークビジネスに勧誘されても断れないような状態であれば、すでに身近にいるサイコパス利用されているかもしれません。
サイコパスの診断基準
反社会的な人格を持つサイコパスは、日本語で精神病質者と翻訳され精神障碍者として認定されています。診断基準は、心理テストや行動面のチェックから行われ、遺伝子検査などで数字として判断する方法はまだありません。
アメリカの精神医学会が発行している、精神疾患の分類と診断の手引きには、社会的なルールに従うことができないことや、人をだまそうとするといった項目が並んでいて、3つ以上当てはまるかどうかをチェックします。
サイコパスの場合、自分自身の性格に問題があると思っていることはなく、心理療法を試しても改善が難しいという特徴があります。遺伝的要因だけでなく、幼少期のネグレクトなど後天的な要因からも発症することが分かっています。
実際に会った場合は、自分の身を守ることを大切にして起こりうる被害を回避するようにしましょう。
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