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サイコパスは自分にとって利益のある人を利用する
サイコパスの習性
サイコパスは、無慈悲に自分にとって利益のある人を利用する人達です。普通の人間なら、嘘をついたり、相手が悲しんでいれば憐れんだり、感情も自分で制御できたりするわけですが、サイコパスは、それが極めて希薄です。
サイコパスは精神病質者と呼ばれ、人格障害の一種です。性格は冷淡で、自分にとって利益になる存在だと判断すれば、利用するだけ利用します。その人が、どんなに嫌がっていても関係なく、自己中心的で悪いことだと思わないのです。
厳密に、どこまでが精神病質者にあたるのか、曖昧な点はありますが、病的に冷淡で、犯罪を犯す人に限らず、配偶者にDVをしたり、浮気をしたり、寄生して働かないで生活したりする人も、サイコパスの可能性は高いようです。こういう人格障害を持った人間は、水面下で、たくさんいるので社会問題にもなってきています。
サイコパスの感情と人格
サイコパスは、感情が希薄で、自分にとって利益のある人を利用する人達ですが、見ためには普通の人間に見えるため、周りに気づかれない怖さがあります。企業などのメンタルヘルスの観点からも、ストレスが増せば、人格障害であるサイコパスが顕著に表れる傾向にもあるようで、感情の制御ができなくなってくるようです。
サイコパスは、人間の存在を自分と同一に考えることができず、バーチャルな世界のキャラクターくらいしか考えておらず、危害を加えても良心が痛むといった感情が無いか、極めて希薄なのです。
サイコパスは、生れつき人格が形成されていて、衝動的であったり、執着心が強かったり、様々な一般人とは違う考え方を持つ人達で、それが、自分でも変だと認識できず、当たり前に奇行に走ったりしてしまうのです。映画にもありましたが、善意を持たない人間ほど怖いものはありません。
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