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サイコパスにとって動物は道具でしかない
サイコパスと動物虐待
殺人などの凶悪犯罪に走るサイコパスの多くが、身近な動物への虐待から手を染めていくことがわかっています。かわいそうという感情は持たず、物を壊すのと同じ感覚で命を奪います。ただの興味本位であり、理由を聞くとなんの躊躇もなく「殺してみたかったから。」などという発言をしたりします。
これは殺人の場合も同じであり、興味の対象が人間に移ったとしても、罪悪感がないことには変わりありません。愛情や同情といった他者に対する感情が欠如しているうえ、口が上手く他人を騙すことに長けているサイコパスも多く、なんの恨みもない人物を言葉巧みに誘い出し、特別な理由もなくただ殺害したりします。
良心の呵責を感じず、悪気がない場合もあり、子どもの頃の鳥や猫に対する虐待行為を面白い昔話のように語ったりすることもあります。退屈しのぎの道具という感覚しか持っていないため、自身の異常性に気づいておらず、それが問題行動だと認識していないことがうかがえます。
優しく接する場合
動物を道具としか認識していないサイコパスが、まるで愛情があるかのように接することがあります。そうすることにより、自己の利益となる場合です。誰かに取り入るため、または社会的な印象を良くするため、表向きは可愛がっているかのように振舞います。
サイコパスらしい行動として、元気な犬や猫に水や餌を与えずわざと衰弱させてその姿をSNSなどにアップし、寄付を募ったりかわいそうなので保護したと偽るなどして、詐欺や自身のイメージアップに利用するというものが挙げられます。
虐待する場合と利用する場合、いずれにしても動物を道具としてしかみておらず、愛情のかけらもないことに変わりはありません。愛護運動などをしているからというだけで良い人だと単純に判断するのは危険かもしれません。どんな肩書の人物であろうと、サイコパスである可能性はゼロではないからです。
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