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サイコパスと年齢には関係があるのか
サイコパスに年齢は関係しているのか
サイコパスとは、精神障害の一種です。この病気を持つ人は分かりやすく言えば、善意のない人と言え、他人に対して思いやりというものを持ちません。悪いことをしても罪悪感も後悔もなく、極端な冷酷さを持ち、人に共感することができず、感情が欠如しているという特徴があります。嘘をつくことも全く厭いません。
歴史上で有名な人物にもこのサイコパスを疑われる人間はかなりの数おり、その大半が犯罪者や問題のある事件を起こしていたことで有名になっています。例えば、ハンガリー王国の貴族で、領内で数々の残虐行為を行い、血の伯爵夫人と呼ばれたエリザベート・バートリなどはその代表例です。
そんなサイコパスですが、果たしてその症状の原因はどこにあるのでしょうか。育った環境が影響していたり、年齢とともにそういった考えや性格が作られていったりするのでしょうか。
サイコパスは遺伝が主に影響する
結論から言えば、サイコパスについては年齢が関係しているとは言えないようです。では、何が最も関係しているのかというと、それは遺伝子です。主にこの精神障害と診断される人間のほとんどの脳、特に前頭葉には障害があると言われており、健常者の脳波とはまるで違うと言われており、この障害が起きる原因が遺伝だと言われています。
詳しくはまだ解明されてはいませんが、遺伝子の中にこの障害を起こしてしまう何等かの要素があり、これが存在しているとサイコパスになってしまう可能性があると考えられています。
もちろん、これは現在主流の説ということなので、遺伝以外の要素、例えば家庭や周囲の環境が歪んでいてそういった性格が作られていくということもあり得ます。ただ現在はそのような場合はサイコパスとは別の物と区別しているようです。
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