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外科医はサイコパスの人が多い職業?
サイコパスの人が多い職業といわれるものがあります。その一つが外科医です。いったいどういうことでしょうか。
メンタルの強さからくる冷静さ
一口に医者といっても、その適正は診療科によって違います。外科は一瞬の判断を要求される分野です。
例えば、手術中に予想もしていなかったことが起こった場合、瞬時に判断して実行しなければ患者は死んでしまいます。そんなときに「きっと患者さんは苦しいだろう」と共感しすぎたり「どうしよう、どうしたらいいんだ!」とパニックに陥ってしまう人には外科医は務まりません。
たとえ大量に出血があったとしても、冷静に判断し適切な対処ができるのは、経験だけでは得ることはできないといわれています。サイコパスは共感力が低いといわれていますが、共感する必要が無い場面ではサイコパスの性質が非常に役に立つのです。
ずば抜けた集中力
通常、人間の集中力は40分ほどしか続かないといわれています。ところが、手術は何時間にも及ぶことがあり、また集中力が切れたときに重大な事案が発生したりすることもある、非常に緊張感のある場です。
サイコパスの人は、普通の人よりも集中する力があり、また持続力もずば抜けているといわれています。緊張した場面が何度も続くと、どうしても集中力がとぎれてしまうし、それを見越して長時間の手術には執刀医のほかにも助手が多く入るなどされていますが、向き不向きといった点からいうと、集中するべき時に深い集中にすっと入ることができるという利点は非常に有効です。
また、外科の世界では「手術の成功」が最高の報酬とされていて、見返りが期待できる時にはより能力を発揮するサイコパスの人にはうってつけです。こういったことから、サイコパスの人に多い職業は外科医と言われています。
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