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サイコパスが多い職業はCEOや弁護士
一見すると普通の人、実は冷酷なサイコパス
サイコパスとは、正常な範囲から逸脱した人格を持つ、反社会性人格障害の一種で、精神病質者と呼ばれています。先天的に良心が欠落し、他社への共感や同情を持つことがありません。そのため自分にとって不要な存在だと思えば切り捨てますし、特に意味もなく他者を傷つけることも平気で行います。
しかしながら、サイコパスは見るからに危険そうな悪人のように見えるかというとそうではありません。厄介なことには見た目は正常で、ごく一般的な普通の人に見えます。それどころか、多くの場合、自信満々で弁舌がたくみであり、IQも高い傾向にあり、一見すると非常に魅力的でリーダー的な資質を兼ね備えた人物に見えることも少なくありません。
英国で行われたある調査では、サイコパスの多い職業として最高経営責任者、次いで弁護士という結果が出ています。
サイコパスの特質と職業
サイコパスの特徴をまとめると、他者への共感能力が低い、良心が欠落している、弁舌巧みに他者操り利用する、平気でうそをつく、恐怖心がなく、プレッシャーにも強く、IQが高いと言ったことがあげられます。また目的のためとあらば同情心篤い性格であるふりをすることも可能です。
さて、最高経営責任者や弁護士として成功するには、どういった能力が必要となるでしょうか。まずは高い知性が求められます。また、他人の思惑や気持ちを慮ってばかりはいられません。時には冷酷な判断が必要とされます。またプレッシャーへの強さが必要です。そういった面で、サイコパスの特質がうまく生かされるといえるかもしれません。
とはいえ、サイコパスが多い職業と言っても人口比でみれば1%のところ、その職業に限ってみれば多少多めに見られるという程度です。
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