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サイコパスが多い職業のトップは会社経営者
尊敬されやすい職業という意外性
猟奇的な殺人を犯すような人物がサイコパスのイメージとして強いですが、意外なことにサイコパスが多い職業は会社経営者であると報告されています。それも、多い職業のランキングでトップに君臨するという特徴を持ちます。
会社経営者といえば、会社の社長やCEO、プレジデントなどと呼ばれる人物です。その会社のトップに君臨しており、従業員を束ねたり、取引先と良好な関係を築くなど、あらゆる面で尊敬される立場だといえるでしょう。そのような職業でありながら、精神的な異常者であるというのが、一般の人から見れば驚くべき部分です。
この結果はイギリスの心理学者が研究した結果に基づいたもので、他にも弁護士といった法律の専門家やメディア関係者、セールスマンに外科医などの職業がランクインしています。
その割合はごくわずか
精神的な異常者が多い職業が会社経営者だとわかると、多くの人が警戒心を強めるでしょうが、割合は微々たるものですから無意味にその立場の人をサイコパスだと決めつけるのは避けましょう。
一般人口に対してサイコパスの割合が1%である一方で、会社経営者の割合は3%に上がるという意味で、多い職業として伝えられています。分母の違いがあるにしても割合の差はほんの僅かですから、普通の性格の社長の方が圧倒的に多いことがわかるはずです。
ただ、会社の最高責任者という立場であることから、サイコパスの性格が適している傾向があるのは確かです。親切に対応するだけでは経営はできません。会社が生き残るためにリストラを行うなど、誰かを犠牲にする決断を迫られます。失敗しても直ぐに次の行動に移せる性格が有利であるのも、関係するでしょう。
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