サイコパス（精神病質）の定義と見分け方

サイコパスを見極めるには

もしも身近にいる人がサイコパスだったとしても、外見は普通の人と何ら変わりはありません。どこか他の人と違う雰囲気を感じたとしても、それが性格や気分の問題なのか病的な問題なのかは判断が難しいところです。単なる気質とサイコパスの違いを見分けるためにも、その定義を知っておきましょう。

サイコパスと精神病質は同じ意味を持ち、精神障害に認定されています。精神病質の人が病院に行って精神科医の診察を受けると、反社会性パーソナリティ障害と診断されます。反社会性パーソナリティ障害は、感情の起伏が激しい劇場型と呼ばれる障害に分類されています。

自分以外の生き物に対する感情が欠如していて、良心がないため周りに対する配慮がなく、他人を巻き込む行動を取ります。非常に自己中心的ですが、うまく立ち回るので他人に気づかれにくい特徴があります。

サイコパスはどんな行動をする？

サイコパスの定義によると、良心が欠如していて自己中心的、他人と共感することはなく、口がうまいのでよく嘘をつきますがそれに対する罪悪感はありません。映画やアニメの世界では独特の雰囲気をまとっている人物に描かれることが多いのですが、実際には大きな事件でも起こさない限り、その人物が精神病質だと気が付くことはほとんどありません。

思いやりがなくて嘘つきというと、深く関わりたくない人物だと思うかもしれませんが、サイコパスは意外と社交的なので、言葉巧みに近づいて自分を優れた人物に見せたり、ひどい境遇にいる自分をアピールして同情させたりすることが得意です。しかし、冷静な時はうまく立ち回ることができるのですが、頭に血が上ってしまうと態度が豹変して攻撃を仕掛けてきます。

本人にとっては自分の意見や行動こそが正当なので、他人から見ると理屈に合わないおかしな行動をとることがよくあります。

サイコパス（精神病質）の定義と見分け方