サイコパスと容姿には関係性がある?

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サイコパスと容姿には関係性がある?

サイコパスは外見では判断できない

フィクションの世界においてサイコパスというのは極めて特徴的な外見で描かれることが多いです。

 

ただしかし、実際の場において特徴的な容姿、明らかに人に危害を加えそうな危険な外見をしているサイコパスが存在するのかといわれると、実はそうしたことはほとんど無いと言って良いでしょう。

 

というのも、サイコパスという人物は他者を観察する力に極めて長けており、かつ状況判断力が優れているという特徴があるのです。

 

例えば自分がこれから何かを盗むとして、ほっかむりを被って地下足袋を履いて人の家に入ろうとする人はいないでしょう。

 

これは少々極端な例ではありますが、他人を騙し、自分が犯人と思われないように犯罪を犯すというのは一つの特徴であるため、普段の格好などの容姿から関係性を論じるということはできません。

 

顔が横に長い人はサイコパスって本当?

しかしサイコパスと容姿の関係性という話においては「顔が横に長い人がそうだ」と言われることもあります。

 

これについては一応の根拠もあり、思春期の男性ホルモン分泌量が多いことが関連しているとされています。

 

男性ホルモンが多いことで競争を好む攻撃的な性格が形成され、また男性ホルモンが多いことで顔の骨格の成長も早められるというわけです。

 

ただこの「顔が横に長いとサイコパスだ」という考え方が正しいのかといわれると、そうではないでしょう。

 

そもそも男性ホルモンの分泌だけでサイコパスになるわけではありませんし、この精神病質は脳の構造や機能の異常によって生じる可能性が高いという結論が出ています。

 

これは血液型診断と同様に「傾向としてある」という程度の域を出ませんから、あまり信じ込み過ぎないようにしましょう。

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