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サイコパスに利用されない、彼らから価値のない性格とは
サイコパスとは?
サイコパスとは、反社会性パーソナリティー障害に包括されるパーソナリティー障害の一種で、明確な診断基準がありません。専門家の間でも議論されし尽されていないのが現状です。
しかし、そもそも、パーソナリティー障害は性格の極端な偏りによる社会生活での困難を伴う状態を指す以上、その一つであるサイコパスにも、ある程度共通した性格が挙げられます。代表的なものに、他者に対する冷淡さ、共感能力の欠如、それらに基づく良心の呵責の欠如です。
彼らの行動様式は自己の目標達成の至上主義性です。問題なのは、目標達成の手段ならば、人を人とも思わず利用し、倫理的、法律的な規律をも無視することです。何より、良心の呵責の欠如から、反省するということができないということです。
よって、サイコパスが犯罪の上に目標を達成した際、仮に、逮捕から懲役、出所といった刑事罰を受けても、再犯することが、そうでない者と比較すると、無視できないほどに多いという統計もあります。
彼らに利用されないために、どうすればよいのでしょう。
サイコパスに利用されないために
サイコパスは目標達成の為に人に興味を持ちます。目標達成には利用価値のない人だと、彼らから認定されれば、彼らの道具にならずに済みます。
社会的地位の高い人には、良い意味でも悪い意味でも、人は集まります。サイコパスはその嗅覚がそうでない者に比べ、異常に鋭いのです。一見すると、平凡で世間の耳目を集める程でなくとも、利用価値がある人だと判断されれば、彼らはあらゆる手を用いて接近してきます。
彼らが利用したい人として好む性格は、献身的な人です。例えば、看護師、介護士、保育士など、福祉関係の職掌に就いている人です。社会的地位の高さより、そのような方が、彼らから、利用価値を見い出される最大の要素なのかもしれません。社会的地位の高さと献身的性格とは負の相関が認められるからです。
優しい心の持ち主が彼らの餌食になる可能性が高いです。優しさを忘れず、しかし、過度なそれは彼らを呼び込んでしまうことを肝に銘じておき、彼らにだけ冷淡に接することが、彼らから利用されない最善な方法です。
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