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サイコパスの執着を愛情と勘違いしてはいけない
執着や束縛は本当の愛情ではない
異性と交際していて嫉妬や束縛をされると、それだけ自分を愛してくれているんだ、と勘違いする方は少なくありません。特に女性は母性本能から、男性のそういった面を可愛らしく思う方もいるようです。しかしちょっとしたやきもちならまだしも、こちらが不快になるほど度が過ぎていたら、それを愛情と呼べるのでしょうか。答えはノーです。
愛情は相手を大切に思って慈しみ、相手が不快と感じる行為はしないことを言います。恋愛はお互いを人間として尊重し、快適な時間を共に過ごし、そして円満な家族を作ることにつながっていくものです。それが片方だけが一方的に相手の行動を束縛することは、フェアではありません。過度の束縛は相手を人間として扱っていない、冷たく自己中心的な行為です。くれぐれも、執着を愛情だと勘違いしないようにしましょう。
どれくらいの執着がサイコパスと呼べるのか
ではどれくらいの執着がサイコパスの基準になるのか考えてみましょう。例えば、他の異性が自分の恋人にナンパをしたりちょっかいを出したら、嫉妬したり不快に思うのは当然のことです。これは自分のパートナーを守るための本能で、動物界でも似た現象が見られます。
しかし、一人で近所に買物に行くことや、同性の友達とお茶しに行くことすら止めるのは過剰な束縛と言えます。それくらいのことで浮気を疑うのであれば、恋人を信頼していないことにもなります。
サイコパスは自分本位で物事を考える傾向があり、相手の立場になって考える行為が苦手です。そのため思い込みが激しく、平気で弱者を殴ったり監禁したり、異常行為に走ります。過剰な束縛を感じたら、すぐに専門機関に相談しましょう。付き合いが長くても、サイコパスと怒鳴り合いで解決するのは大変危険なので、相手がいない時にこっそり相談するのがおすすめです。
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